パクシニャンが創り出した男たち Vol.8

2012年03月19日 23:59

信念の男・・・・ユン・ジフン 「サイン」


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韓国版CSI、メディカルサスペンスドラマ「サイン」
シニャンssiが長い俳優業休止期間を終える復帰作として選んだ作品がドラマ「サイン」です。
200本あまりの作品の中から選んだ一本。
たしかにシニャンssiが出演を熱望しただけのことはある素晴らしいシナリオですね。
そして、彼が壮絶な準備をして創り出した人物が国科搜の法医官ユンジフンです

パクシニャンssiは、長い間待っていた私たちの期待を裏切らなかった。
心を引きつけて止まないキャラクターをまた創り出し、私たちに会わせてくれました。

そしてシニャンssiが心血を注いで創ったユンジフンが主人公のドラマ「サイン」は視聴者の心を捉え
ました。
「サイン」でまた演技力の凄さを見せつけたシニャンssiはこのドラマで完全復活を遂げたのです。


信念の天才法医学者

潔癖でマイペースで少々偏屈な男、ユン・ジフン。
法医官としての自信と誇りは誰よりも強く、部検の腕は一流。

ジフンは一見冷徹な男に見えるけど、実は熱い男でもあります。
劇中、絶望して号泣することはもちろんありますが、意外と誰かの言葉に心を動かされふいに涙ぐむ場面もよく出てきますよね。
検視では冷静だけど、熱血漢の法医官です。



真実を暴くために自分の身体にサインを残すべく死を選択したジフン。
だれかのために何かのために、、意思とは反対に結果的に死を迎えることはあっても、
自らの命を犠牲にするシナリオを書き
それを実行できる人間はそうそういません。
そこまでしなくても・・・と多くの人は考えるでしょう。
でも、そこまでしてしまうのがユンジフン、それがユンジフンなのかもしれません。

科学的な真実だけを追求する
ジフンが中学生のときに自室の天井の梁に彫った言葉。
法医官ユンジフンの信念です。
この言葉通りの仕事をすることが自分の使命であり、誇り。
彼にとっては、正義を守る事、信念を貫く事は自らの死よりきっと重くて大事だったのでしょう。

でも、人の死に毎日対峙してるジフンだからこそ生きていることの大切さを感じながら生きていて欲しかった。
ジフンが「朝起きて生きていることに感謝する」と言ってたように・・。
そして、いつまでも死者の最期の声を聞いて欲しかった。

法医官として生き、法医官として死んでいったジフン。
法医官ユンジフンはスペシャリストではあったけれど、人としては不器用な生き方しか出来なかった男なのかもしれません。









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パクシニャンが創り出した男たち・・・・vol.4

2010年03月17日 23:15




惑わされた男・・・・・・・・・・・・・・クム・ナラ 「銭の戦争」




2008年の大ヒットドラマ「銭の戦争」で、シニャンssiが演じたのが、主人公のクム・ナラ。
それまでエリート人生を歩んできた男が、父親の借金のせいで全てを失いどん底まで落ち、自らヤミ金業者になり
金に復讐しようとして金の奴隷になってしまうというお話です。
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ナラは、自分の置かれている状況がどんどん変化し、その都度心情も変わっていく振り幅の大きい役です。
人間の喜怒哀楽を全て見せることの出来る表現力が必要なキャラクターだと思います。

とにかく「銭の戦争」では、全編シニャンssiのカリスマ的名演が炸裂してます。
見る者を惹きつけるパワーで画面を支配するシニャンがそこにいます。放送当時、「さすが、パク・シニャン!」と言われ、変幻自在でエネルギッシュな演技が絶賛されましたね。



*お金に魂を売り渡した男?

ドラマの中盤までは、ストーリーがテンポよく進み本当に面白いですよね!
とくに、ヤミ金業者になってからのナラが取り立てにいろんな知恵を使って借金回収に成功するところは痛快です。
まさに八面六臂の活躍!クレバーなナラがカッコよくてGOODです!!

ところが、ナラがマ・ドンポのお金を手に入れてから、とたんにストーリーがトーンダウンします。
大金を手にしてからのナラは、ずっと悩んでます。本当に自分のしたいことは何なのか、、、?
進むべき先はどこなのか、、、?
金の魔力に負けて金の奴隷になっていく自分と、普通に善良に生きてきた本来の自分との間で葛藤しながら最後まで迷います。
お金を儲けて困っている人達の為に使うと決めて、実行するけれど、確固たる意志も達成感もいまいち感じられない。

ナラのさまよう気持ちが丁寧に描かれていたと思うし、シニャンssiも完璧に演じてたと思うけど、、、。
中盤までのストーリーが勢いのある展開だっただけに、惜しい。。。

このドラマの一番言いたかった事が、お金の持つ魔力、怖さだとするならば、ナラには、完全にお金に魂を売り渡してほしかった。
もっと、冷徹で非情な男になってほしかった。
そしたら、あの衝撃の結末も、違和感なく受け入れられたのに、、、。

それより、ナラらしい痛快な手段でのし上がって行ってほしかったな。
結局足元をすくわれて、再び全てを失っても、また再生を誓って生きていく・・みたいな終わり方でもよかったのにと思います。

ジラフ目線ですけど、ドラマの冒頭に出てきた、成功したナラがリムジンから颯爽と降りてきた姿(カッコよかった~)、、、
ほんとは、ああいうナラが活躍する場面が見たかったんです、、、。







パクシニャンが創り出した男たち・・・・vol.3

2010年03月17日 23:00





せいいっぱい愛した男・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                            チョ・ファニュ  「手紙」



映画「手紙」はシニャンssiが初めてそのシナリオを読んで30分間号泣したという作品です。
幸せに暮らしていた2人を突然襲った悲しい運命。涙なくしてはみられない珠玉のラブストーリー。
韓国公開時(1997)は「催涙性メロ・ドラマ」と呼ばれたそうです。
この映画でシニャンssiは自分が亡くなった後もずっと妻を見守り愛し続ける夫を見事に演じ、映画の成功と共にトップスターの仲間入りを果たしました。
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*君に最高の愛を届けたかった

駅で偶然にぶつかって、拾った財布と切符が縁で知り合った2人。
最初のデートでいきなりのファニュのプロポーズに、えっそんなに早急に?しかもコイントスで決めるなんて簡単過ぎない?って、思ったけど後で駅に鉢植えの花を置いてたのがファニュだってわかった時、「鉢植えを嬉しそうに持っていく君を見ていた。」と言ってましたね。
ほんとは、前からジョンインのことが好きだったのかもしれません。

それまで孤独に生きてきたファニュがジョンインとの暮らしで初めて感じたささやかだけど、かけがえのない幸せ。
2人で自転車に乗って木立の中を走るシーンで見せた無邪気な笑顔。
これ以上ない幸せでほんとに輝いてました。
何年か後にシニャンssi自身が制作した「恋人」に同じようなシーンがありますが、彼にとって忘れられないお気に入りのシーンだったのではないでしょうか。

雨の日には、バス停までジョンインを迎えに行くファニュ。 そして、疲れて帰った妻の足を洗ってあげるファニュ。思いやりのある優しい夫にジョンインは「ほんとに悔しい、、、(あなたに)もっと早く出逢ってたらな。」と言うのでした。
まだ幸せの中にいた彼女の言葉が悲し過ぎて。。。

死が近づいてどんどん衰弱していくファニュ。痩せてやつれた姿があまりにも痛々しい・・・
愛する人を残して逝かなければならない悔しさ、無念さが際立って余計に辛い。
元気だった頃のファニュとはまるで別人です。
シニャンssiは「役作りの為に2週間全く何も食べなかった」と話してた事があったけど、たぶんファニュ役の事なんでしょうね。
きつい減量をして創り出した壮絶な姿と迫真の演技。
だから、最後のビデオレターでファニュが言った「最近は鏡を見たくない。自分の変わり果てた姿を見るのが辛いんだ。」「腕の力が抜けて(手紙を)書けずにいたけど…」というセリフがよりリアルでダイレクトに伝わります。
シニャンssiが演技でリアリティを追求するのは、こういうことなんですね。

残された妻を心配し悲しみから立ち直ることを願い励ましの言葉で綴られたファニュからの手紙。

やがて、ファニュの言葉を受け止め悲しみを乗り越えて生きて行こうとするジョンイン。
永遠の愛で結ばれた2人だからこそ、同じ想いが繋がったのかもしれません。

ファニュは、確かに最高の愛を届けたのです。










パクシニャンが創り出した男たち・・・・vol.2

2010年03月17日 02:55



チャーミングな男-----ハン・ギジュ  「パリの恋人」



ファンの間では、一番人気のギジュ。
日本では、ギジュに魅せられて、シニャンのファンになった人がほとんどじゃないかと思います。(私もその一人)
シニャンファンにとって、ギジュは特別な存在です。
洗練された姿と優雅でスマートな身のこなし、、とびきりカッコいい男が見せるとびきりキュートな笑顔、、。
魅力的なギジュに、誰もが虜になりました。

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*現代の王子様

韓国の視聴者の中には「パリ恋」が始まる前、「パク・シニャンが御曹司役?現代の王子様?!なんか合わな?い!」と思った人が多かったと思います。
「パリ恋」以前のシニャンssiには、王子様のイメージなんてありませんもの。
でもシニャンは、ほんとにこんな御曹司がいるんじゃないかと思わせてくれました。

韓ドラでは、よく御曹司がでてきますよね。今までもたくさんの俳優達が演じてきました。
美形で長身のイケメン俳優が演じる御曹司より、シニャンssiが創ったギジュが誰よりもリアルな御曹司に見えるのは何故か?
演技力の高さはもちろん必要ですが、シニャンssiが元々もっている知性と品格がギジュに深みを与え
御曹司らしく見えるしぐさ、口調、たたずまいを彼が完璧に表現したからだと思います。
シニャンssiだから創り出せたリアルな御曹司がギジュなのです。。。

リッチな衣装を着て高級車に乗って登場するだけでは、ただありえないと思うだけでしょう。

おとぎ話の中の幻想の王子様では、女たちはオチないのです!



*理想の男性

「パリ恋」の脚本家(女性)はギジュについて、「自分の理想の男性を書きました。」と言ってました。
ギジュは誰かを好きになったら迷いがありません。自分の気持ちに正直でブレがないのです。
不器用だけど、一生懸命に愛します。そう、絶対に不器用じゃないといけません。
愛し方を知らないのがいいのです。

完璧な男が器用に愛してくれても、心は奪われないのです。
いつもは、冷静沈着でクールな男が、愛を知ってから、ときどき可愛い男になる・・。
私は、ギジュのクールだけどチャーミングなところに、完全にオチました。。。

「最高の男に不器用に愛される。」
 これが、女たちの理想のカタチなのかもしれません。。



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パクシニャンが創り出した男たち・・・・vol.1

2010年03月17日 00:10





プロローグ・
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パク・シニャンの魅力といえば、まず、その類まれなる演技力。psy293.jpg


ある人物を演じる時、キャラクターを徹底的に分析し、その人物の事を完璧に理解してから演技に入るのは、
有名ですよね。


役柄はそれぞれ違うので、当然ビジュアル(衣装や髪型)は違うけど、歩き方やしぐさ、口調や声のトーン、etc・・
全て役柄によって変えてます。

「パリの恋人」では、ギジュの手のショット(ファン垂涎モノ)がたくさん出てきますが、
あの手の動きでギジュの品の良さや優雅さを表現してるんだ?って、びっくりしました。
他の作品では、手が映るシーンは目に止まるほど出てきませんから。

「約束」のサンドゥは、やくざのボスなので、いつもより歩幅が大きかったりします。

細かいディテールを忠実に表現し、指先まで神経を通わせて演技するからこそ、
あたかもその人物が現実に存在するような気になってしまうのです。

彼自身が創り出した人物に、彼自身が命を吹き込む。。。
そして、リアルに動きだす。


シニャンssiが創り出し逢わせてくれた魅力的な男たちに、、、乾杯!







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